EG30に追い詰められて

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VSEを失った小田急線、実質廃線(笑)

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VSEが完全引退した。鉄道を趣味としない人は皆「もう引退するの?」と言う。18年で廃車というのは、決して早すぎるものではない。それでも「もう」が付くのは、18年前の車とは思えないデザインなのはもちろん、小田急の看板車両としていつまでも走っているものだという人々の思いが起因するのかもしれない。

僕はVSEが引退するという事実をやむを得ず受け入れ、何回か撮影した。当然、ブランクだとか、環境の変化に対応しきれず、ゴミ写真だらけだが、VSEが引退したのにVSEのカットが1枚もない小田急鉄なんて存在しないので、このブログで纏めてみた。最後まで読め

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秦野富士。2本とも減光であった。全光写真なんてLSEのピン電として撮影済みのはずだが、ピン電としてのカットをそのままVSEの作品として世に出すなんて、あまりにVSEに対して失礼だと思う。そもそも鉄道を好きになった当時の自分からして、LSEVSEのピン電である。

 

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平日ラッシュ時間帯のホームウェイは被り。作品としてはボツだけど、ツイッターのヘッダーとして使えるので、撮っておいて損はなかった。

 

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輸送障害発生時の回送。折り返しの特急から運転再開で、喜多見からの送り込みだったが、車内灯は新宿1号を越えたあたりで点灯した。残念。

 

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ランデブー当日は晴れ予報であったので、始発電車よりも先に和泉多摩川駅構内へ。既に3人いた。これをライブハウスとすると、僕は整理番号A4番である。この整理番号制を採用している事実を、後から来る撮り鉄らに説明していたところ、ある小田急鉄の大先輩がA7番に入れてくれと、先客らに飲料を配ってくれた。結局、彼は集団の後ろから長玉で抜いていたので、ただその場に集まる撮り鉄に飲み物を配るだけの良いおじさんになっていた。

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夏くらいに、普段から「有料撮影会なんかクソ喰らえ」「あんなものに金を出すから、 鉄道会社が味を占めて質を下げる」と言っている自分が、初めて喜多見での有料撮影会に参加した。子供の頃からの憧れの場所であり、有意義な環境だった。参加条件に「SNS上への掲載をしない」とあったので、このブログには載せられないが、ここでのカットが最もVとなった。昔からメディアや電鉄広報で使われていたピット線を掲載してはいけない理由が謎だが。